子供も好きな野菜・・・カボチャ類(ウリ科)3
現在のマラカスの材料は、別のもので作っているが、かつては、干したヒョウタンに干した種子と小石を入れたものであった。
このヒョウタンは、原住民が宗教的儀式に使っていたブラジル種であるが、ヒョウタンに種子などをいれて鳴らす習慣はおそらく黒人奴隷といっしょにアフリカから渡ってきて、その土地にあった儀式と混合したものであろう。
そこには死と復活についての考えがつきまとっていることもあった。
「何物をも飲みこんでしまうカボチャ」として世界の終わりの神話にさえも登場する、これはシャムパラ族特有のものであったが、今ではアフリカ東海岸沿いの、ザンジバル島に面した海岸に住むスワヒリ族などにその名残りがみられる。
おそらく原住民にとっては、急激に大きくなり、中味が締まって、水も通さなくなるカボチャが神秘的に思えたのであろう。